名前:Hiroka Gibson
居住地:Huntington Beach
経歴:日本で大学卒業後、アメリカの旅行会社へ就職。最初の赴任先であるオレンジカウンティーにて夫と出会う。その後、カナダでの勤務を経て、再びカリフォルニアへ戻り、28歳で出産のため退職。産後、子供をデイケアに預けずに働く事を目指し、アメリカの企業に転職し、在宅でカスタマーサービスやテクニカルサポートを担当するも、勤務開始時間が朝4時からだったため、夫の出張増加に伴い、継続困難となり転職を決意。娘が2歳半を過ぎ、幼稚園に預ける決意をし、日系メーカーにInside Salesとして就職し、この春からAssistant Office Managerに昇進。
お子様の性別と年齢: 4歳(女の子)
南カリフォルニア暦:8年
Q:出産後、何が一番変わりましたか?
出産後、変わったのは、生活習慣だと思います。娘が生まれる前は、週末は目覚ましもかけずにお昼まで寝てしまう事もしばしばあったのですが、娘が生まれてから、週末でも6時半には起床します。ただ、一番変わったものというと、私自身なのかなと思います。妊娠する前は、子供が苦手で、どのように接してよいかも分からなかったのですが、自分の出産を機に、子供が大好きになりました。家族や昔から私を知る友人も驚いておりますが、私自身が一番驚いています。
Q:育児ポリシーを教えて下さい。
育児ポリシーという立派なものはないのですが、平日は娘と過ごす時間が短いため、一緒にいる間は出来るだけたくさん話をするようにしています。また、娘が泣いている時はもちろん、怒っている時も抱きしめて、スキンシップを取るように心掛けてます。
Q:仕事と育児の両立をしていて、両立してて良かったと思うエピソードは?逆に大変だったエピソードは?
平日は、本当に一緒に過ごせる時間が短いため、多少のわがままにも怒らず対応出来る事でしょうか。また、会社では、ゆっくりランチを食べられる事は、大きな息抜きになっていると思います。逆に大変な事は、通っている幼稚園でお迎えが一番最後になってしまった時、きっと不安だっただろうなと思うと、とても切ない気持ちになります。また、仕事をしている母親の多くの方が同じように思ってるかもしれませんが、娘が体調を崩しているのに仕事に行かなければならない時は、心が痛みます。
Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?
幸いな事に、夫のサポートがあり、子育てに関する悩みも共有出来る素敵なお友達にも恵まれ、本当に大変だったという経験はまだないのですが、専門用語の多い病院での言葉の壁や、日本との保険のシステムの違いには、今でも戸惑う事があります。また娘が通っている幼稚園では、季節ごとに様々なイベントがあり、アメリカで育っていない私にとっては知らな事ばかりでしたが、夫やお友達、学校の先生に色々教えて頂き、最近やっと慣れてきました。
Q:時間管理をどのようにしていますか?
これは、本当に今の私にとっては大きな課題です。もう少し効率的に時間を使う事が出来たらと、常々思っているのですが、平日は次の日の事考えるのが精いっぱいでなのが現状です。LALAMAMAの他のママたちのインタビューを是非参考にさせて頂きたいです。
Q:旦那さんとの子育ての分担はどのようにしていますか?
特に分担等の決まりはないのですが、夫は子供と遊ぶのがとても上手なので、夫が娘と遊び、食事準備やお風呂、寝かしつけなどは私がやっています。
Q:娘さんは習い事はしておられますか?
3歳になってからバレエを始めました。忙しいシーズンはお休みしたりと、マイペースでやっています。バレエを選んだのは、肥満にならないようにという理由からです(笑)。
Q:お子さんがバイリンガルになるように特別していることはありますか?
出来るだけ私は日本語で話しかけるようにしているのですが、平日は現地の幼稚園に通ってる分、一日の大半を英語環境で過ごしており、悲しい時やヘルプが必要な時は、必ず英語でのコミュニケーションになってしまいます。週末の日本語補習校へ入れる事も検討しているのですが、他の習い事等の兼ね合いもあるので、悩んでいるところです。
Q:趣味やはまっているものは何かありますか?
就寝前に読書をしてます。平日は3ページも読まないうちに眠ってしまうのですが(笑)。また、趣味というほどではないのですが、3連休になった時は、必ず家族で少し遠くまで出かけます。先日のMemorial Dayは家族3人でSan Diegoまで行ってきました。
Q;今後の夢は何ですか?
夢というか、目標になってしまうかと思うのですが。今は、もっと余裕を持って仕事も育児も両立出来るようになるの事が目標です。仕事も頑張りたいし、だからと言って育児も妥協したくないので。あとは、娘がもう少し大きくなって、一緒に仲良くMallに買い物に行ったり出来るようになる事ですかね。現実的なものだと、広いお庭の家が欲しいです。
【インタビューを終えて】
柔らかく優しい雰囲気Hirokaさん。病気の時に仕事にいかなければならない時、心が痛む...というエピソードにはとても共感できました。ワーキングママの大きな課題である、時間管理の方法。今後LALAMAMAで取り上げていきたいなと思います。可愛い娘さんを大事に思い、旦那さんと二人三脚で子育てをしておられる様子がよく伝わってきて、心が温まりました。お互いの長所を生かし協力しあって子育てをしていくことは、子育て以外の部分を充実することに繋がるのかな思います。インタビューご協力本当に有り難うございました!