名前:内田千晴
居住地:Pasadena
経歴:出身兵庫県加古川市。日本の短大時に半年留学でWisconsin州へ留学。短大卒業後、Pasadena City Collegeへ写真、アートを学びに進学。卒業後、ウェディングフォトグラファーや、服飾の会社でウェブデザイナー、フォトグラファーを経て、現在はフリーランスフォトグラファー兼、ナップアートを作成しイベントを開催しています。2014年にボランティア活動で旦那と共に貧困率80%のハイチへ。現地の先生と生徒にパソコンの使い方を教えたり、電気のない山の上の学校へ太陽光発電システムを設置しに行ったりするUnleash Kidsというボランティア団体で写真とビデオ撮影。
南カリフォルニア暦:2004年から
お子さんの年齢と性別:2016年2月13日生まれの女の子
Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。
出産はArcadia Methodist Hospitalで自然分娩でしました。Birthing centerで出産を希望していたのですが、リスクがある際は病院に回され初産の1/4がそうなる傾向にあると聞き、病院で自然に近い状態で産みたいと希望をし、私の希望を聞いてくれるドクターだったので病院での出産に決めました。出産前の出産希望リストには、バランスボールを使う、シャワーを使う、ロッキングチェアを使う、いきむ際に鏡を使うなど色々リクエストをしていましたが、結局痛すぎて起き上がる状態にはなれず、鏡を使うことはナースとドクターが用意してくれ実行できました。6センチまで家で待機をしていたのですが、お風呂に入ったり、アロマを使ったり、バランスボールを使ったり色んなアイテムにお世話になりました。面白エピソードはいきむ時になって、駆け込みの妊婦が来てナース、ドクターみんながそっちの病室へ行き、自分で陣痛の波が来たら息んでと言われた事。もう一つは分娩台の足置き場が一つ壊れていたので、今ひとつ足に力が入らず困った事です。結局産むときにはみんないてくれましたが、旦那と二人っきりで産むのかと焦りました。
Q:出産後何が一番変わりましたか?
19歳からの付き合いの旦那さんが、新しい命が加わったことで、カップルからチームメートに進化した事です。
Q:育児ポリシーは何ですか?
育児書や、他人の意見はほどほどに取り入れて、自己流で楽しい育児をする事です。出産直後は育児書や他人の意見を聞いて過敏になりすぎたので(笑)育児は十人十色、色んなカタチがあっていいと思います。まだ話せませんが、「ありがとう」「ごめんなさい」はちゃんと言える子になってほしいので、今も話しかけの時に意識しています。
Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?
まだ0歳なので学校には行っていません。
Q:仕事と育児のバランスについて。仕事をしていて良かったというエピソードは?逆に、仕事をしていて大変だったというエピソードは?
フリーランスなので、忙しさは自分でコントロールできます。撮影が終わると編集作業なので、自宅でできるのでありがたいです。ナップアートもイベントの日以外は作成作業は、娘を寝かしつけてから映画を見ながら作成しています。大変だったのは娘が生後三週間の時に撮影を引き受けてしまい、まだ完全に体が元に戻っていない中の撮影と育児はきつかったですね。新生児なので授乳回数も多かったので、引き受けたのが早すぎたかなと後悔しました。
Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか?
週末は旦那さんに頼れるので、写真の編集やナップアートの作成など、娘を見てもらっている間にしています。娘の寝かしつけの後、私の力が残っている日は夜更かしして旦那さんと映画を見ながら色々作業しています。まだ小さいですし、なるべく娘が起きている間は向き合って遊ぶようにしています。
Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?
育児にとても協力的です。仕事の時間がフレキシブルなので朝の仕事前に娘と遊んでくれます。仕事から戻ると私が急いで料理をするのでその間、お散歩に行ったり家で遊んだりしてくれます。
Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?
お互いの両親が遠いため、体調を崩した際に頼る身近な人は旦那しかいないので、仕事を休んでもらった事。授乳以外のすべてを引き受けてくれて心強かったです。ご近所さんやお友達も、何か必要だったらいつでも言ってと言ってくれているので安心できました。
Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?
まだ話せないのでなんとも言えませんが、旦那は日本語がペラペラなので家族の会話は日本語にするつもりです。後は日本人のマミーアンドミーへ行ったり、日本人のお友達とプレイデートをしてなるべく日本語の環境を作っています。
Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。
San MarinoにあるライブラリーはBaby & Me Lap Sitがあり4ヶ月から通えます。歌を歌ったり、絵本を読んだりしてくれます。
http://crowellpubliclibrary.org
ファーマーズマーケット巡りです。Altadena Farmers Marketは公園が隣にあるので娘が歩きだしたらいっぱい行くことになりそうです。
Q:好きな子供ブランドはどこですか?
子供のおもちゃが増えてきたので、かわいいおもちゃ入れをこちらから購入しました。
お洋服はGAPやZaraがかわいいので好きです。ホリデー中は安くなるので狙い目です!
Q:趣味は何ですか?
写真、お裁縫、今年は娘が産まれて余裕がなかったのですが2017年はガーデニングやDIY。出産前は写真にあるDIYの縦に見せることができるプランターを旦那さんと作りました。後、旅行。出産前は毎回これが最後かなと思いながら、わざと発展途上国ばかりを旅行していました。新婚旅行にペルーのアマゾンを選ぶカップルもあまりいないと思いますが、自分たちらしくてとても思い出深いです。近い将来また、冒険的な旅に娘も共に行きたいです。
Q:今後の夢は何ですか?
後2年で大学卒業資格を得られるので、早くて来年、無理なら先延ばしになりますがいつかBAを取得することです。ARTの専攻でTeaching Credentialを取得し育児が落ち着いたら子供達にARTを教えたいです。娘と楽しい毎日を過ごすために自分自身も、精進したいと思っています。近い将来娘も一緒にボランティア活動へ参加するのも夢の一つです。様々な人、場所を通して何か感じとってくれたらうれしいです。後、ナップアートや写真の仕事を通して沢山のママのハッピーをお手伝いしたいと思います。自分自身もナップアートに出会い、娘との新しいコミュニケーションを発見してハッピーにさせてもらいましたので。
【インタビューを終えて】
まだ0歳の可愛いらしい娘さんと一緒にインタビューをさせて頂きました。千晴さんとの出会いは、LALAMAMAでグレンデールにあるコワーキングスペースCollab&Playを紹介した記事を見てくれて連絡を頂いたのがキッカケでした。フリーランスフォトグラファーとしてロサンゼルスで活躍されていて、ナップアートや写真を通してママをハッピーにしたい!とナップアートイベントも主催されています。日本で流行っているナップアートがアメリカでも広がって幼少期の成長を残す一つの手段となればいいなあと思っています。旦那さんと一緒にハイチにボランティアに行った経験から将来は子どもと一緒にボランティア活動もしたい!と、ギビングスピリットを持ったエネルギッシュで明るい千晴さんの子育てを通して益々豊かになっていく人生が楽しみです!今回はインタビューのご協力本当に有り難うございました♡