名前 :Nao
居住地:Torrance
経歴:
大阪生まれ兵庫育ち。高校卒業後服飾の専門学校に2年通い、医療事務職を5年、結婚を気に退職し夫がいる福岡へ。翌年長男が生まれた翌月に夫のアメリカ転勤が決まり、渡米。
南カリフォルニア暦:5年
お子さんの年齢と性別:5歳・3歳・7ヶ月(男の子)
Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。
長男は日本、二男と三男はアメリカで出産しました。長男の時は子宮口がなかなか開かず1日半かかりました。その間夫がずっと背中をさすってくれたりマッサージしてくれていて感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、陣痛が強くなるにつれ我を忘れ、「今は触らんといて!」「もー!今さすって欲しいねん!」「そこちゃうわ!」とワガママ言いたい放題。笑 分娩間近になると、私の枕元で終始ニヤニヤしている夫。後から聞くと、もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと笑が止まらなかったのだそう。笑 二男と三男はスルッと出てきてくれました。二男に関しては先生の到着が間に合わなかった程早かったです。三男の時に初めて経験した無痛分娩。なぜ今まで無痛にしなかったのかと後悔する程楽でした。イケメン麻酔科医に、恥ずかしい格好(背中とお尻丸出しの病衣)で注射された時は「こんなん聞いてへんー泣」と心の中で叫んでしまいましたが...泣
Q:出産後何が一番変わりましたか?
時間の使い方や食生活等、子供優先な生活になりました。
Q:育児ポリシーは何ですか?
ポリシーと言うほどではありませんが、自分で考える力がついて欲しいので色々な場面で疑問系で問いかけるようにしています。これってどう思う?なぜ叱られたかわかる?等。何で空は青いの?と聞かれても、あなたはどう思う?と質問返し。子供ながらの発想が聞けて面白いです。その後わからないことは一緒に調べてみたりします。あとは、古臭いかもしれませんが、お父さんが我が家で一番偉い人だということを日々言い聞かせています。
Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?(何歳からですか?日系ですか?現地校ですか?)
長男、二男が日系のプリスクールに通っています。二人とも2歳頃からです。
Q:今後仕事復帰を考えておられますか?それはいつ頃ですか?
いつになるかはわかりませんが、また働きたいです。社会に出たい気持ちもありますが、何よりパパ含め男四人の食費の事を考えると1日も早く働きたいです。笑
Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか?
皆さん同じだと思いますが、子供が生まれてから自分時間が本当に貴重で。子供が寝た後の時間が毎日の楽しみだったのですが、三男を出産してから子供達を寝かしつけるのと一緒に8時、9時には寝てしまうことが多くて...そうすると3時過ぎには目が覚めてしまうんです。最近は、そこから家族を起こすまでが私の自由時間なことも多いです。いわゆる朝活ですね。その方が、お弁当や幼稚園の準備、朝ごはんの支度もゆっくり出来るので、朝が弱い私にはぴったりです!あとは、忘れっぽいのでTo do listをやりたいこと・やらなければいけないことに分けて書いています。そうすると今やらなければいけないことを優先的にやりやすい。手書きにすることで自分の中でより明確になる気がします。また、終わったものに線を引く瞬間が快感!
Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?
夫が育児に協力的なので色々助けて貰っています。とくに分担はしておらず、その時にできる方がやるという感じです。遊ぶ時は、体を使う遊びや外遊びはパパ、おうち遊びはママな事が多いです。
Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?
文化の違いですね。中でもお風呂に一緒に入ってはいけないと知った時は衝撃でした。友人がやっている子育てサークルでそう言った内容のことを勉強する機会があり、とても参考になりました。
Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?
特に意識はしていませんが、強いて言えばアメリカと日本両方のTVを観ていることでしょうか。英語がわからなくても楽しそうに観ているし、意味を理解していなくても聞こえたフレーズを真似して言ってみたりしています。長男は現在日系のPre schoolに行っていますが、次から現地のKinderなので、最低限困らないようにする為に英語の塾に通い始めました。
Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。
長男がWilson parkのファーマーズマーケットが大好きです。旬の野菜や果物も買えるし、子供達はフルーツの試食も楽しめるのでよく行きます。家から近いParadise Parkにもよく行きます。人も少なく穴場で、毎年子供達のバースデーパーティーもここでやります。
Q:好きな子供ブランドはどこですか?
子供服はCotton on kids、ZARA kidsが好きですが、日本に一時帰国した時に買うことが多いです。
Q:趣味は何ですか?
もの作りです。息子達に服や小物を作ることが多かったのですが、どうしても女の子服が作りたい!という願望から、 pöllöという名前で子供服を作り始め、Etsyで細々と販売をさせてもらうようになりました。家事育児を優先しながらなので本当にスローペースですが...服作りに限らず、お菓子やパンなんかを作るのも大好きです。ものを作ることが私のストレス発散にもなっています。子供達もお菓子作りが好きで、よく手伝ってくれます。子供が作ったぎこちない感じのクッキーやケーキがたまらなく可愛い!
Q:今後の夢は何ですか?
世界中のどこよりも一番居心地が良い。そう家族に思ってもらえるような家庭が作れたらなと思います。そして、どんな時も家族みんなが元気に笑顔で過ごしていけることが一番ですね。そのためにはまず母である私がいつも笑顔でいることを心がけなければいけないなと思っていますが、これがなかなか難しい...。日々角を生やしてガミガミ言ってしまっています。苦笑
【インタビューを終えて】
三人の男の子がいるとは言われないと想像もできない、とても可愛いなおさん。子供服作りも楽しいけど、それよりも子供の喜ぶ顔がすぐに見れるお菓子やパンを作るのが最近すごく好きという心温まるお話を聞かせて頂きました。なんと息子さんの誕生日には、大好きな絵本「からすのパンやさん」をテーマにパンを全部手作りしたそう!息子さんはとても喜んだそうです(その写真もインタビュー内に掲載してあります)「父親が我が家で一番偉い人だと教えている」というエピソードにもあるように、旦那様を尊敬しておられるコメントが随時に出てきて、これも仲良し家族の秘訣で、子育てにもいい影響を与えているんだろうなと感じました。タイトルにもしたのですが「世界中のどこよりも一番居心地がいい、そう家族に思ってもらえるような家庭が作りたい」この言葉は彼女の母親として女性としての優しさと強さを表しているようで、一番私の心に響きました。センス抜群のなおさんが作る、子供服polloも是非Etsyからチェックしてみて下さいね!今回はインタビューにご協力頂き本当に有り難うございました!